以前、「MS/NMOSD医療講演会」に参加した時の記事を書きましたが
参加した際に中原先生がある映画の話をしてらっしゃいました。
それが映画「ロレンツォのオイル/命の詩」です。
気になっていましたがやっと観る事が出来ました。
この映画はALD(副腎白質ジストロフィー)と診断された一人息子の為、医療知識はないけれども自力で治療法を探す夫婦の実話に基づくお話です。
感想としては、観ているのがつらかったです。
この映画では多発性硬化症の方なら聞いたことがある白質とミエリンという言葉が出てきます。
自分の病気が確定し医師から病気の説明があった時、脳の白質という部分は機能していないから、そこに病巣が出来ても症状はなく特に問題ないと説明されました。
確かにMRIを撮って白質の病巣が増えていた時は症状としては何も現れませんでした。
でも病巣が増えて硬くなった病巣が白質いっぱいになったらどうなるんだろう